■右手の弾き方ワンポイント:アルペジオに挑戦~PartⅡ!
・前回の復習 ・パターンⅡ
親指から薬指まで弦上に固定し、4弦から1弦に向かって瞬時にジャラ~ンとやって始まります。
ポイントは?
①弦をうまく支えに使う。
②弾くときの指先(親指以外)は手のひらの中心に向けて抜ける感じ。
③親指は人差し指の内側に入らないように気をつける。
④弦にあてるのは、指先左側のカーブしている部分。肉の部分でしっかりホールドしてから、爪に引っ掛け弾きます。
~みなさん、始めのジャラ~ンに苦労していましたね。
ポイントを意識しながら繰り返し練習してみてくださいね!
■新曲:『カナリア舞曲 Danza Canaria』
・課題曲の実演(速いバージョンと遅いバージョン)
・曲の云われ等は、実は不明です。
・リズム的特徴:8分の6拍子と4分の3拍子が交互に現れる。つまり、「タツツタツツ タツタツタツ」
ただし、6/8が連続する箇所もあります。
・ソロですからそう簡単ではないので、今回は、最初の1段目のみ1小節ずつゆっくりやりましょう!
・右手指の担当は、基本的に、親指→4弦 人差し指→3弦 中指→2弦 薬指→1弦です。
同じ指が繰り返し続いても問題ないです。
・楽譜どおりに進めれば、自習も可能なので、各自挑戦して行って下さい。
このような爪弾きpunteoなら近所迷惑になりませんね。(笑)
・自習箇所に出てくる、スラーの説明。たとえば、第10小節目の0→1。
0を弾いて、次に右手で弾かずに、左手人差し指で上から叩いて音をかえます。
スラーligadoについては、もう一通りあり、次回に取り上げます。
■カリプソ2曲の復習: 『Guayana es』 と 『El Valenton』
・基本リズムの確認の後、全体通し。
・その後、ラジョ(ギラ)とカンパーナ(カウベル)を加えてのアンサンブル。とても効果的に入って、ますますカリプソらしくなってきました。ラジョは、わりと単調でもかまいませんが、カンパーナのリズムは、少しバリエーションがあるといいです。たとえば以下に2小節パターンを4つ示します。黒丸は低く丸い音(開口部)、白丸バツは根元の高く鋭い音です。
・パーカッションは、ノリの習得のためにも、全員が交代で体験していけるといいと思います。
・コーラスの声もずいぶん大きくなってきています。でも、もっといけますよお~!
■『COMPADRE PANCHO』の復習
・基本の弾き方(右手)の復習~2パターン
①アップからスタート(教材のVariaciones para MerengueのBase1)
②ダウンからスタート(Base2)
・一人ずつ弾き方のチェック
・右手の3パターン目~ダウンからスタートのパターンで、最後の音は16分音符二つに分ける。(Variacion1)
・通し(基本コード)
・コードをアレンジしたバージョンの解説&練習
■『Alma Llanera 』の復習
・通し(ベースメロディー)
・スリーコードのホローポは本当によくなっています!
■セイスのノリの習得練習
・Quirpa Seisの通し
・Seis por Derechoにかぎり、バンドーラ奏者と伴奏者の一体感を増すために、全員が至近距離で出口を囲んで座り、楽譜ではなくバンドーラを見て弾くようにと指示を出しました。
・その成果はたしかにあり、一体感が増しました。今後もこの練習を続けます。