第26回(7月9日)クラスの復習

昨日もクラス参加、お疲れ様でした。正式には4時までなのですが、4時半で切り上げるのは、何かあっけない感じがしてしまいました。

ライブ会場の設置、機材撤収など、いろいろお手伝いいただいたみなさんは、本当にご苦労様でした。日本ベネズエラ協会の方からも、お礼の言葉をいただきましたので、その旨をお伝えしておきます。

このところのイベントのことも影響して、みなさんは、ますますベネズエラ音楽に入り込んで行っていると思います。ベネズエラ音楽は実に愛すべき音楽だと思います(もちろん、ほかの音楽もそうなのですが)。
このまま続けていくみなさんの先が楽しみです。これからもいっしょに楽しみましょうね!

さて、以下は7月9日(土)のクラス内容の復習です。参考にしてください。

■ 右手の弾き方ワンポイント:手首を支えに!
・これまで「肘ではなく、手首を支点にするために、手首をぶらぶら動かさず固定しないさい!」と、何度も指摘してきました。

・今回は、ただ強引に固定するのではなく、固定するがゆえに、それを支えに次のストロークがスムーズに始められるというところ意識・知覚して、その結果、必然性から手首固定を身に付けるのが狙いでした。右手の動きを、手首に依存するようにイメージしてやってください。

・もちろん、固定しようと力むのは禁物です。さらに手首から先だけが動くのに、体全体で弾いている、体全体でエネルギーを送り込んでいるというイメージも大事です。実際、難しいこと言いますよね!(笑)

■『El Prisionero』の復習
・全体通し
・ひととりホローポの右手ができると、何か変化をつけたいところです。メロディーが落ち着くところで、16分音符のオカズ(レピーケrepique)を入れましょう。また、曲の締めの部分に入れると有効です。

・最後の8分音符はチャスキードにしてもいいです。2つ目の方は、セイスっぽいレピーケです。

0711a

・左手の方で和音を豊かにするのも効果的です。基本的に空いている指を用います。例えば、
Dm[0333]→Dm6[2333] 空いている人差し指
Gm[1013]→Gm6[1213]、Gm6(9)[1233]、Gm7[1313] 親指を使ったフォームにて
A7[0212]→A7(♭9)[1212] 空いている親指

■ 『El Pastorcito』の復習
・全体通し 
・ポイントは、Bメロから、Cメロ(Golpe de arpa)にスムーズに入れることです。メロディーをよく聞き、それに身を任せるように入っていけると、自然かつ本質的です。Bメロ最後のDコードが同時にCメロの頭にもなっている感覚を音源よく確認して慣れてくださいね。

■知識コーナー:プエルトリコのクアトロ
・一般に楽器名として「クアトロ」といえば、プエルトリコのクアトロの方が知られているかもしれません。キューバとともにサルサを生んだ国、プエルトリコの音楽も実に多彩です。

・今回は、そのプエルトリコのクアトロ cuatro puertorriqueñoについてです。10弦(複弦5コース)でありながら、クアトロと呼ばれるのは、もともとは単弦(ないし複弦)4コースであったからです。

 「プエルトリコのクアトロ」のYOUTOBE視聴はこちら >>

■ 新曲 『El Valentón』!
・メジャーキーの多いカリプソですが、マイナーのカリプソも味があります。少しゆっくりめであることが多いように思います。そういったゆっくりなカリプソは、グアサ(ワサ)guasaとも呼ばれたりします。
・タイトルのValentónは、魚の名前で、歌詞にも出てくるようにlau lauとも呼ばれています。オリノコ川やアマゾン川に生息する大ナマズで、非常に美味だそうです。

・以下のリンクでは、ラウラウの写真と釣り上げる動画が見られます。
http://pescaprofesional.net/2009/12/15/bagre-lau-lau-0-jau-gigante-del-orinoco/

・これまでのカリプソは「ズグジャガズグジャガ / ズジャ~ンジャズグジャガ」という口三味線で表したとおり、シンコペーションのある小節が後に来ていますが、このEl Valentónでは、これがひっくりかえっています。かつ、全部の8分音符を弾く必要はない(弾いてもよい)ので、以下のような2つのパターンを適当に弾き分けてください。

0711b

・第17・18小節は、スタッカートした4分音符を8個弾きましょう。スタッカートするポイントは、コードを押さえた指を軽く浮かせます。(弦からは離しません。)ここでは、Dm[0333]ですが、Dm6[2333]にすると、開放弦がまったくなく、より消音が楽になります。

・はじめて扱いましたが、最後にはきちんと見事に通せました!パチパチパチ!
・今度は、コーラスにも挑戦して下さいね! 歌う部分は、以下の歌詞の部分です。

Quién puede decir que sí  quién puede decir que no
No, no, dejen mi vida, sí  sí, sí, dejen mi vida, no
pa’ acá   pa’ allá  pa’ acá   pa’ allá