第56回(10月12日)クラスの復習

■ Motivos

・今回ははじめて、全パートがそろったアンサンブルで通すことができました。ボンゴも加わり、1stクアトロも充実してきました。

・とくに取り上げた部分は、D’セクションA7でのブレイクまでの部分です。ここは、コード的には、すぐ前のDセクションと同じで繰り返しなのですが、いったん静かにデリケートにし、ブレイクところで劇的にとまり、また復活するという意図があります。

・1stクアトロがハイポジションできらきらとしたアルペジオを奏で、ベースが通常より1オクターブ高いラインを弾き、ボンゴもひそんだように叩きます。そのとき、2ndクアトロも、もともとからデリケートなボレロのストロークをさらにいっそう丁寧に弾いてください。1stクアトロのアルペジオをきれいに浮き立たせる配慮で弾いてください。

・そして、A7のところで、はっきりと重みをもって、「ジャラン」とブレイクします。

・「ジャラ~ン」のテクニックについて、一人ずつチェックしました。コツについては、前回報告も合わせて先日配信の教則動画を参照。

・また、2ndクアトロが、そのFM7からA7までをアルペジオで弾くことも提案しました。以下にタブ譜を掲載します。通常4弦から1弦まで順に、親指・人差し指、中指、薬指の担当となります。下の段のようなよりシンプルなアルペジオでも結構です。また、これをせずにコード伴奏に徹するのもOKです。

・ここで、コードチェンジをするすぐ前の音が開放弦になっているのに着目してください。この開放弦を弾いている間に、すみやかに(ちゃっかり)ポジション移動できるのです。この開放弦の音はあまりはっきり弾かないのがコツです。このトリックはクラシックギターでも用いられます。つまり楽譜に従わず、開放弦の音をあいまいに弾いておいて、あとは聴く人の耳の錯覚に任せるのです。Em7からA7までは、ポジション移動がないのでコード内の音を弾いています。

■ Bajo Seco

・やはり、各セクション間の切り替えに重点を置きました。とくに合図となるメロディー(ジャマーダ)に気づきましょう。ソリストは、伴奏者に転換のサインとして、ジャマーダを出すのですから、音楽によるもっとも初歩的なコミュニケーションとして大切です。

・バンドーラを弾かない人、ホローポに慣れていない人には、メロディーの変化に気づきにくいかもしれません。よりメロディーを聴き、それに同調することができる余裕を持つために、コードを覚えましょう。コード譜を見ずに、ソリストの演奏するところを見ましょう。

・今回から、マラカスも入り、きちっとしたリズムで支えていただきました。今後もできるだけ多くの人がマラカスに挑戦することを願って、初歩の練習の仕方を要領よく示している、以下の動画を紹介します。



YouTube: Maracas Carlos Perez

■ El Burrito Sabanero

・パーカッション担当者が決まり、三種の神器(ブンバク、ラジョ、カンパーナ)が入ると、実にカリプソらしくなってきました。テンポもずいぶん上げられるようになったと思います。

・以下の動画は、少人数の編成ながら、カリプソらしいノリを実によくデモしていると思います。



YouTube: Técnica Vocal Nivel 3. Demostración Calipso.

 

■ 知識コーナー:クアトロ自習に役立つパソコンソフト各論編
GOMplayer(Windows/Mac:英語のみ)

・前回取り上げたThe KMPlayerと並んで、多機能で知られた音声・動画再生のフリーソフトです。予定していましたが、時間切れで扱うことができませんでしたので、ここで簡単に使い方を紹介します。

・パソコンごとに、備わっている性能やコーデックなどの環境が異なり、場合によってはThe KMPlayerがうまく機能せず、GOMPlayerで再生してみるとうまくいくことがあります。実は、最近買ったばかりの私のノートパソコンがそうです。それで、最近では、ほかのパソコンを使っていてもGOMPlayerの方を使うことが多くなりました。

・The KMPlayerはWindowsのみですが、GOMPlayerは英語だけですがMacでも使えます。

http://www.gomplayer.jp/player/howto/howtouse.html

以下に基本的な動作に対する便利なキー操作を列挙します。まず、キーボードにテンキー(ナンバーキー)がある場合の説明です。テンキーがない場合は、キー設定をすることになるのですが、やり方がなぜか不明です。

・矢印で、10秒も進んだり戻ったりしてしまうのは、ちょっと大雑把です。

・ファイルによっては、区間リピートに不具合が生じることがありました。

・音声の再同期の調整は、ウィザードを開かず、キーボードだけでできるので便利なのですが、KMplayerほどの微調整ができないのが残念です。

・以下に、さらに細かいショートカットの一覧が載っています。

http://www.gomplayer.jp/player/option/shortcut.html

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