第48回(3月24日)クラスの復習

■Juana y José

・スリーコードバージョンでのスピードを抑えての通しを2回。

・Bmのブレイクの箇所をひとりずつ確認。

・手のひらでももを叩いてリズムを取る練習。前半の3拍と後半の2拍をよりクリアに区別するためにも、ももの上の膝に近いところで、1(右)、2(左)、3(左)と打ち、足の付け根に近いところで、4(右)、5(左)を打つことはすでに提案していましたが(右利きの場合)、さらにこれに体の上下の揺れを加えて、踊っている際に感じるようなうねりを感じます。1と4は、踊りの場合、ステップが来るところで、地面に打ち込む性格のものになります。ですから、体は、下向きに動かします。2と3と5は、上向きの音符ですが、とくに5は強くはね上がり、次の1に向かって一気に落ち込む感じです。2と3は軽くあがればよいです。このように、ももの上の叩く位置が異なり、体の動く方向が異なり、強弱が違ってくると、それぞれの拍が特徴を持つようになり、どの拍にいるかという区別が明白になってきます。

・私はお風呂に入っていて気づいたのですが、ももにあざができていました。それは、なんと5を叩く位置でした!みなさん、大丈夫でしたか?あざができていれば、あっぱれでもありますが。(笑)

・前回報告にある次のリズムパターンをそれぞれ、上述の叩き方に基づいて、繰り返し練習しました。

0324a

・二人で違う音符を分担して、手拍子でメレンゲのリズムを奏でる練習もしました。例えば、一方が1と3を手拍子手で打ち、他方が2と3と5を打ちます。

・さらに、シンコペーションのあるパターンに慣れるために、以下を同じ叩き方で練習しました。シンコペーションの小節ばかり続けると、5ないし2が頭に思えてくることがあります。そのずれに身を任せるのも大事ですが、
そうはしながらも同時に、1~5のどこにいるのかを感じているのも大事です。つまり、シンコペーションのない1からのパターンにすぐ戻れる必要があります。それで以下のような循環の練習となります。

0324b

 

■iVamos a cantar Juana y José a la fuerza!

・以上のように、リズムパターンの練習をたくさんした後、ももを打ちながら歌う練習です。

・とくにBメロの最初の3段を、1段ずつ繰り返し練習しました。このときに、1拍目がなかったり、スラーでつながったりしていることが多いので、2と3を打つ手と歌が一致することに注意を向けるのがコツである点を指摘しました。

 

■Corrido de los Pájaros

・スリーコードバージョンでのスピードを抑えての通しを2回。

・一人ずつ前に出てきて、伴奏を披露するコーナーを設けました。難しいコードバージョンで挑戦する方も、バンドーラの方に挑戦する方も、今回は自分の席に留まってゆっくりなテンポでやる方もありました。人前で演奏することには、かなりの余裕が要求されるので、いい練習になると思います。今後も取り入れていきます。

 

■Vals Pica Pica

・コード伴奏を2回、通しました。

・その後、メロディー弾きで、格段を何度もゆっくり繰り返しました。

・左手運指についての注意点。指の動きに余裕がないと、弾き終わってフレットから指を離す動作が大きく跳ねるようになってしまい、それがまた余裕のなさを助長します。これを繰り返していると、大げさに指をどかすことが、修正困難な癖となって定着してしまします。指は1センチぐらい、そのフレットの上空に浮かすだけで十分です。とくに、4段目や8段目のようなフレーズでは、できるだけ弾き終わった指をそのフレットの上空に保つことが大事です。弾き終わるたびに閉じて、また次の音のために指を伸ばすというのはよくないです。この箇所では、手の甲とネックが並行なクラシックギター的な手の使い方が有効です。そして、手のひらの指の付け根に近いあたりが、ネックに触って支えとなっています。

・指の動きを覚えさせる練習は、非常にゆっくりやってください。左手の感覚に意識を集中できるように、最初は右手は弾かないようにしてやるのがよいでしょう。指の動きと脳をつなげるように努めれば、必ず徐々に回路ができていきます。この回路が太くなることが、コントロール力(制御力)が増すことであり、無駄な動きを省く力になります。

・Bメロに関しては、2音弾いて解放弦になるメロディーパターンがよくでてきますが、最初の2音を同時に押さえると指の動きをよりコンパクトにできます。例えば、最初のフレーズにおいては、12フレットと10フレットを同時に押さえます。12フレットを弾いている間、10フレットは軽く押さえた状態で待機しています。10フレットを押さえている指が支えとなって、12フレットが弾き終わった後にどく指がコンパクトにコントロールできます。そして、次の音である10フレットは、支えとなって力を入れると同時にすでに準備されているわけです。

・解放弦の間に、「ちゃっかり」移動するという意識は大切です。とくに、4ポジションでBmをチャラーンとやった後、2弦の解放を鳴らしている間に次のフレーズの位置に手を動かす箇所です。このとき、無駄をなくすために、事も無げに最短距離を「すっ」と移動することが大事です。

・今回は、左手の動きを中心にしました。右手も大切な事項がたくさんあります。前回の報告を参照してください。