第41回(9月15日)クラスの復習

前回欠席された方は、とくにLa Cabra MochaのAメロ(コーラス)の部分をよく読んで歌い回しを把握しておいて下さい。

 

■スリーコード
・今回のスリーコードは、オルキデアのリズムでやりました。オルキデアのリズムは以下です。腕は、ダウンとアップを交互に繰り返します。

・まず、I-I-V7-V7でツーコードを復習しました。
・次にスリーコードでできている曲(たいてそうなのですが)で、オルキデアの代表である『コーヒールンバ』のAメロをやりました。Bm、Em、Dmのキーで以下を繰り返しました。

・Bメロについては、同じ調号(シャープやフラットとその数)のついた五線の調(平行調)が混じります。つまり、たとえば、キーDとキーBmや、キーGとキーEmということです。これは、DとGに留めました。

            
・最後にAメロBメロと続けて通す練習を、D/BmとG/Emについてやりました。
・これまでは、D/Bmしか扱ったことがないのですが、I、IV、V7の役割を知った上で、自然に弾いたことのないG/Emというキーでコーヒールンバが弾けてしまうというのが学習のねらいでした。

 

■ 『ベネズエラ』 Venezuela
・今回も通しです。細かい指摘は、これまでの報告内容を参照して下さい。
・付け加える事項は、CUATRO2の譜面の45-46-47小節の1弦のメロディーをできたら、トレモロでやってほしいということです。この場合、ピックを使えないので、人差し指の爪をピックのように用います。トレモロですが、実際弾く音の数は、16分音符と同じと考えて下さい。手首をブリッジ付近において支えをとると安定します。
・トレモロの難しさはどのように音を切るかということです。47小節目の中ほど(2拍目)でフェードアウトするように、減衰してその動きをやめ、48小節目のメロディーが弾けるように、手をサウンドホール近くに移動します。この移動は、慣れが必要です。
・もう一点は、CUATRO2の譜面の39と55小節の最後の音は切らなくてよいということです。消音していると、次のD7をじゃら~んとアルペジオしにくくなります。

 

■La Cabra Mochaの通し
・今回は、コーラスとなるAメロの歌いまわしを配布の譜面どおり統一することでした。
・ベネズエラ音楽は、歌う人により微妙に歌い回しが違います。もちろん、アーティストごとに意図して個性的なはめ方をして歌うということもあります。
・まず、歌わずにメロディーのはまりを4分音符のメトロノームを背景に膝を叩いて確認しました。
・次に歌詞をつけて歌いますが、スペイン語(ないし外国語)の歌を歌い際、難しいのは、子音や二重母音が多くて字あまりになってリズムとずれてしまうということです。そこで、スペイン語の場合、
日本語の音韻体系と似たように、子音1個+母音1個で各音節を歌えるように、二重子音(br,fr,dr…)、歌の場合ぶつかって二重母音のようになる母音連続(例:como una→co-mou-na)を単純化し、語末の子音を省くなどします。するとこの曲の場合、Aメロは以下のように単純化されます。この際、意味は無視します。スペイン語ができない人の方がやりやすいでしょう。(笑)

A VE NE CA RA MOCHA
DE JO SE FI TA CA MA CHO
KE MO CHA DE LO DO CA CHO
DE RRA BO DE LA SO RE JA
YE PO RE SO KE NO DE JA KE LA GA RRE LO MU CHA CHO

・RRは巻き舌です。これができたらどんどん元通りの音を加えていってください。
それが楽になったら、意味的なかたまりを感じて、その歌詞の意味を歌で伝えるつもりになって下さい。
・ところで、Lの次にRがくると前のLは次のRに吸収されます。ですから、del raboは、derraboと発音されます。その逆はありません。(verloはちゃんとrとIを連続で発音しなければなりません。)
・その後、A’とB’のコードを復習して、全体を通しました。

 

■Apure en un ViajeとSeis Numeraoのメドレー
・今後も回数通すばかりですが、着実にノリがよくなってきていますよ!

 

■知識コーナー:試作クアトロの一工程実演
・試作クアトロをお見せしましたが、今回は、みなさんが興味を持ちそうな工程である、サイド材の曲げを実演しました。
・まず、曲げようとする材料を水に浸しておき(できればお風呂に一晩)、ベンディングアイロン(意味は曲げるアイロン)という道具を使って曲げます。以下私が購入したサイトのアイロンです。
http://www.off.co.jp/index.php?id=4&c=100&b1=0&s=11000108
・一箇所だけに力がかかってひびが入ってしまわないように、体全体を預けるようにして、アイロン側面に板を押し付けて曲げます。ときどき、クアトロのボディーの型を取った板にあわせて、チェックしながら、目標の形に近づけていきます。

“第41回(9月15日)クラスの復習” への1件の返信

  1. スリーコードの練習とか、理論的なことはちょっと苦手でした。
    でも、今回、いつものスリーコードの練習かと思いきや、それがいつのまにか、「コーヒールンバ」になっていました!!感激!!
    それに、クアトロ製作がすごい!
    ただの板に熱を加えてゆっくり曲げていく、あの、きれいなカーブが何とも言えない。見ていると自分でも作ってみたくなる(!?)
    着々と試作が進んでいるようで、楽しみです。

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